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三井家定紋入金蒔絵御盆
旧財閥三井家の家紋である、丸に隅立四つ目(まるにすみたてよつめ)が入った金蒔絵のお盆です。
三代にわたって三井グループにお勤めの家から出たものです。
昭和も戦後しばらく経ってからの製作品で輪島塗りです。
三井家ファミリーの慶事の際に、内輪で配られた贈答品とのことです。
使用せずにそのまま蔵に仕舞われていたようで、とても綺麗な優品で裏面にかすかにスリ傷が認められる程度です。
三井家の家紋である四つ目紋は、近江源氏の佐々木一族の紋として有名です。
近江に土着していた三井家の先祖は、南近江の守護大名で佐々木氏嫡流の六角家から養子を迎えたことから六角氏に仕え、家紋を四つ目と定めました。
動画もご覧ください。
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